前回に続いて
前回はこちらの動画の、Ring Mod Reverbを作りましたので、あと二つ一気に行きたいと思います。
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Compressed Reverb
これもいい響きを出してくれるので、よく使っています。
短い音を通す、長いAttackのCompをがっつり潰すことで、音をぐっと馴染ませる、という設定です。
とりあえず、Reverbの後に、Attack値大きめでCompを入れて、ガッツリCompかけます。
やってて気づいたのですが、ReverbのDecay Timeの値と、CompのThreshold、Releaseは結構動かすことが多いかな、と思いましたので、Audio Effect Rackを入れて、その3つをMacroに仕込みました。
また、がっつり潰すとどうしてもボリュームが上がることがあるので、元音のボリューム感を殺さないように、Compでボリューム調整する事が重要なようです。
Resampled Reverb
個人的にはこれが一番面白かったし、使える感じでした。ただ、プリセットを作る、って感じでは無いのですが、「この音聞いて!」という音の前に、この特殊リバーブ音が効果的です。
まず、Resampled Reverbをかけたい音を見つけて読み込み、そこにReverbを入れます。設定はWet100% で、Decay Timeも長めです。
この設定した後に、音を流した直後に、Decay Timeの横にあるFreezeボタンを押します。そうすると、Reverbの反響音が、ずっと流れ続けます。
そこでもう一つ新規オーディオトラックを作り、そこに今なっている反響音を録音します。こんな感じです。
録音したらこうです。
ここま出来たらほぼ完成です。オリジナル音のリバーブを消去します。さらに、録音した反響音を、オリジナル音の前の位置にセットし、Fadeでいい感じになる様にボリューム調整します。こんな感じです。
ただの反転を貼り付けただけではない、何とも言えない味のある、導入部分が完成したと思います。
ただ、動画の人も最後に言っていますが、リバーブはマヨネーズのような物です。使いすぎは注意したいところです。
ありがとうございました!