意外と使い方書いてないからメモします
ちょっと前の記事でケーブル接続方法を書いたTeenage Engineering OP-1ですが、このOP-1、様々なプリセットが有志により作られていて、その音のパッチをダウンロード出来るサイトがOP1.funです。こちらがリンク。
op1.fun
そういえば、前の記事に載せてある音が、このサイトの人気の音で、ビートルズのstrawberry fields foreverで有名な、Mellotronの音でした。この記事内の音です。
kichizyo.hatenablog.jp
正直strawberry fields foreverの音かと言われたらそうでもないですが、しっかりあの楽器の音ですね。MellotronはArturiaとかのプラグインでもあります。初期Mellotronは、何でも鑑定団に出てた記憶があります。実はまだ現役で作られていて、新しいMellotronは普通に売っています。
で、こういうパッチをダウンロード出来るのが、OP1.funです。上記リンクのサイトにアクセスしたら、沢山のパッチを入手する事が出来ます。簡単な使い方メモを書いていきます。
まず最初に
これ重要な事なのですが、
OP-1で使うサンプルフォーマットは、
44.1kHz. 16Bit. AIFFの音源です。
大事なことなので、大きく書いておきました。当然op-1.funで手に入れるサンプルフォーマットもこれです。
使ってみる
先ずはサイトにアクセス。アカウントを作って、適当な音源を手に入れます。最初はパッチから手に入れます。Patches、Packs、Tapesの三つがこのサイトの重要な項目ですが、メインのPatchesを先ずは見てみます。
OP-1で使うシンセやドラムの音をダウンロードするのがPatchesです。
適当にパッチをクリックすると、こんな感じのページが出ますので、ダウンロードして下さい。
上記の通り、書いてあるサンプルレートのAiffファイルがダウンロードされます。
一応Patches以外の他2つ、PacksとTapesを先にざっくりと。Packsは、好きな音を自分のPacks内にまとめる事が出来て、纏めてダウンロードしたり出来るみたいです。それぞれの音の横にAdd To Packsボタンが有りますが、ココでとりあえず、自分のPackに色々追加出来るみたいですね。あんまり使ってません。間違ってたらすいません。実はその程度のブログなんです。。。
Tapesは、自分のOP-1のTape内の音をバックアップしたり、もとに戻したりする機能らしいです。使ってないです。すいません。
OP-1に取り込み
ではダウンロードしたファイルをOP-1に取り込みます。わざわざ書く必要もないとは思いますが、USBでコンピューターに繋げて、Shift+COMボタンです。そうするとこんなのが出てきますので、赤丸内のDiskを押します。
そうしますと、OP-1とコンピューターが繋がる訳ですが、この後ダウンロードしたAiffファイルとフォルダの設定が、ちょっとOP-1内のInstrumentの種類とかで色々有って、フォルダ分けをしっかりしないと訳が分からなくなりますので、ちょっと書いていきます。
フォルダ分け
の前に、今回私がダウンロードした音源はこちらです。
ここで大事なのが、どのInstrumentの音なのかを把握しないといけません。ダウンロードページのDetails内に情報が書いています。こんな感じです。
この辺り考えてフォルダを整理します。例えば私の場合ですが、OP-1をPCに接続しますと、フォルダが見れます。私の場合はフォルダはこんな感じ。
AlbumとTapeは今回はあんまり気にしなくて良いので、DrumかSynthのフォルダどちらかに音を入れていきます。ちなみに上記のダウンロードページで、以下画像赤丸のこの部分。
ここに数字が書いてたらSynthのフォルダで、書いてなかったらDrumのフォルダに入れます。私はそうしています。
例として先ずは上記画像の、Cassette Pianoの音を入れていきます。InstrumentはSamplerです。SamplerはSynthですので、Synthをクリック。
その中に、Cassette Pianoフォルダを作成しました。他にも色々ダウンロードしたの入れていますね。この辺の整理の仕方は人によると思います。
この方法で整理しますと、OP-1で見た時に、それぞれのInstrumentの中にダウンロードした音が格納されるのではなく、作成したフォルダの音が完全に個別に表示されます。どれがダウンロードした音かすぐに分かりますが、フォルダの数が増えてうっとおしいと思われる方もいると思います。この辺りのフォルダ管理は、お好きなように設定するのが良かろうかと思います。
で、このCassette Pianoの中にダウンロードしたaiffファイルを入れます。
その他のInstrumentも、同じようにやっていきます。ただ、特徴的なのがDrumで、Drumのパッチをダウンロードしますと、その殆どが様々な音で作られたループになっています。
OP-1に取り込む際は、このループの音一つ一つを、OP-1がトランジェント毎に整理して自動でKeyに割り当ててくれます。今回例としてDrumはこちら、African Percを入れてみましょう。赤丸内の情報通り、Drumの音でループです。
同じように、フォルダを作成して音を入れます。
ちなみにこのDrumの音、日本人かもしれませんが、Kimura Taroさんという方が作成されています。この方は、OP-1.funにも沢山の音で貢献されていますが、それだけでなく、様々なサンプルやパッチをご自身のHPで公開されています。とても素晴らしい音が沢山ありますので、リンクを貼ります。
www.kimurataro.com
Kimura氏、ありがとうございます!
動作チェック
では、OP-1に戻りまして、フォルダに入れた音の動作チェックです。とりあえず、OP-1ボタンを押します。画像赤丸内です。
そうすると、新しい音を読み込んでいきます。こんな感じで文字が沢山出ます。見にくくて申し訳有りませんが、この音読み込んでますぜ、みたいな文章が書いています。
処理完了!見てみます!
それぞれSynthには今回読み込んだCassette Pianoが、DrumにはAfrican Percが読み込まれています!African Percの音は、それぞれのキーに別々の音がちゃんと割り振られています。
こんな感じが、基本的なOP-1.funの私の使い方です。ちょっとお高いですが、OP-1はとても良いおもちゃです!旅先とかに持っていっても楽しいですよ。
以上、ありがとうございました!