Sound Lab Kichizyo

Ableton Liveのアレコレ

Ableton LiveのデフォルトDelayに注目しよう

実はあんまり気にしたことなかった

最近は「Delay使うか、とりあえずSoundToysのEchoBoyブチ込んだれ」となってしまっています。確かにEchoBoyは私も大好きなプラグインですが、何でもかんでもEchoBoy、ってなっても良い位にはEchoBoyは好きですが、AbletonのデフォルトDelayは結構面白いです。

 

最初に気付いたのはLater

AbletonのデフォルトDelayは、Ambient Spaces、Clean Delay、Modulated Delay、Vintage Delayの4種類があり、そのプリセットの数は、Ambient Spacesが7種、Clean Delayが11種、Modulated Delayが5種、Vintage Delayが3種の計30種類と、結構な数です。

随分、というか数年前ですが、色々あるんやなぁ、と思って見ていたときに、Vintage Delayの中にある、Laterというのが気になって使ってみました。Laterって何が遅れるんや、とかそういう感じで試してみました。これを挿してみて気付いたのが、これ結構Closedのハイハットに使えるんじゃないかと思いました。ちょっとやってみます。

 

最初の4小節がもともとの音、少し間が空いて、Laterを入れた音になります。一応少しは分かりやすくなるかと思いまして、クリック音の様な音を四分音符で打ってみました。

soundcloud.com

 

ちょっと分かりにくいですが、こんな感じで、細かく刻む感じの楽器だったら、ちょっとこう、ルーズと言うか、Grooveを反映させたのとはまた違う感じのリズムの揺らぎが出ます。これ結構面白いなぁ、と思って色々試してみました。

 

Modulated DelayとVintage Delayは結構いい感じ

Ambient SpacesとClean Delayは、なんというか、結構想像付く感じなので、とりあえず今回はModulated DelayとVintage Delayの計8種のDelayを、ハイハットにかけてみました。

 

上の音源のように、二小節ずつ間を空けてそれぞれのエフェクトをかけています。順序は以下です。多少分かりやすいように、物凄く適当にDelay Timeは変えています。

  1. オリジナルの音
  2. Vintage Delay Flatter
  3. Vintage Delay Later
  4. Vintage Delay Sloppy Delay
  5. Modulated Delay Chopped Delay
  6. Modulated Delay Fake Phaser
  7. Modulated Delay Glitch Delay
  8. Modulated DelaySimple Chorus
  9. Modulated Delay Simpler Flanger

ちょっと分かりにくいですね。こんな感じです。

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soundcloud.com

 

聞いての通り、結構ガラッと雰囲気変わりますし、意外と使いみちありそうな音もあります。

確かに優秀なプラグインをガンガン使うのも楽しいですが、CPU使用率も考えないといけないし、これはデフォルトの使おう、という選択肢は増えれば増えるほど良いと思います。何しろ軽いし、普通に優秀なエフェクトが沢山あるので。

 

次回はDelayがっつり効かせた曲作りたいなぁ、と思います。ありがとうございました!