Sound Lab Kichizyo

Ableton Liveのアレコレ

外国のボーカリストとコラボした話

インターネット上のやり取りでの作曲

私もちょっと前から友人にギター入れてもらって、wavファイルもらって曲作り、とかはやっていたのですが、同じ様な手順で、色んな人とコラボ出来たら面白いなぁ、と思っていました。

結構最近では、我々一般の人間にとってもメジャーな曲作りの方法になってきたと思います。探したことないですが、多分インターネット上だけでやり取りして、ライブとか一切しないし顔も知らない、みたいなバンドも有るのでは無いでしょうか。可能不可能でいうと、可能、というかむしろ、顔合わせしてスタジオとかが無いので、手軽と思います。

 

今回探したのは女性ボーカル

以前作った曲が、どうしても女性ボーカルの雰囲気で作っていたので、女性ボーカルを探していました。色々やってたどり着いたのがこちらです。

 

NeedVocals - Let's make some music

 

ご存知Redditです。この他にも、コラボ募集!みたいなコミュニティもありますので、色々探してみると良いかと思いますが、今回はボーカル探しなので、うってつけでした。

 

ここのコミュニティで、色々過去の投稿とかも見てみて、好きなジャンルを歌ってくれそうな人を探します。

その後、SoundCloudか何かを持っていたら、実際に声とか聞いてみると良いです。今回は、聞いてみてとても良い感じだったので、SoundCloudからメッセージしてみました。Redditは不特定多数の掲示板なので、何となく避けました。

そしたら軽い感じで趣味も合うしオッケーやで、とお返事もらえたので、正式依頼。この際、スタジオ代くらいはもちろん渡しております。

 

VocalはJoan Silentio氏。
https://joansilentio.bandcamp.com/


この方、歌上手いから頼んだんですが、めっちゃいい人で仕事も早いし、何か楽しく作業できました。またお願いしたいです。Joan氏ありがとうございました!

 

作業中思ったこと

やり取りは英語ですので、私はあまり英語得意じゃないので、曲の説明として、ジャンルやリファレンスのアーティスト、リファレンスの曲なんかもハッキリ伝えた方が分かりやすいと思います。そういう意味で、趣味の合うボーカリスト選ぶのは大事だなぁ、と思いました。

また、予想される作業時間や、レーベルから出したりする方は、権利関係の話も、もしかしたらあるかもしれないので、その辺りも説明できた方が良いと思います。

また、KeyやBPMなどの情報も当然必要です。

 

それと、Google Driveはとても便利なので活用したほうが良いかと思います。

 

今回は、基本の歌メロも私が作りましたが、ガンガン変えて欲しい、と伝えたら、自由にやってくれたので助かりました。作詞はお願いしました。

 

また、ちょっと原曲のトラック数も多かったし、少し重くなっていました。一応歌入れの時にテンション下がらない程度のMixとボリューム調整だけして、Wavにして送ったのですが、そのラフMixのAbleton Fileを複製。Returnチャンネルとか必要なもの以外はガンガン削除して、軽いファイルにしなおします。

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そこに歌入れ用に送ったWavを読み込ませて、ボーカル処理を集中して出来るようにしました。ボーカル処理も結構色々使うので、そうじゃないとスペック的に厳しいものがありましたので。

 

曲はこんな感じになりました。何か今聞いたら、もう少しすこーんと抜ける感じのボーカルにして、目立たせたほうがカッコよかったなぁ、、、と思います。

ありがとうございました!

 

soundcloud.com