私はDAWソフトはReasonから入ったため、Abletonに移行した時は、その楽しさと同時に勝手の違いで結構苦戦した記憶があります。今も使いこなせてないですが、、、
Reasonもとても面白いDAWです。Abletonと同じくらいユニークだと思います。
しかし、そんな時にいつもお世話になっていたのが、Youtubeのチュートリアル動画です。その中でも最高に勉強になったのが、
Beats by Vanity TV
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単純に好みの音楽が被ってるという事もありますが、ここまで手の内全部見せてくれる人も珍しいと思います。
英語が分からなくても、そのまま真似するだけでも結構面白いです。
この音はどうやって作っているのか、を解説してくれる動画で、新しいテクニックを増やしたい人にオススメです。
例えばこちらの、Shlohmoのチュートリアル動画。
youtu.be
再生位置指定が何故か出来ない、、、、17:35~の部分です。
ここでは、作者のVanity氏が、空港のターミナルで録音した音を使っているそうですが、この手のエフェクトは、私は「これどうやったら出来るのかな?」と悩んでいたので、目から鱗でした。
様々なエフェクトを、プロデューサーの目線で教えてくれる、素晴らしいチュートリアルです。ただ真似するだけで、色んなエフェクトの新しい使い方を学べるので、とても勉強になります。
Andrew Huang
ミュージシャン、動画プロデューサー、そしてYoutubeで所謂”Song Challenge”ものを始めた超有名人ですが、この方の動画も、とても勉強になります。
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見た事ある人も大勢いらっしゃると思いますが、4 Producers Flip the Same Sampleシリーズは、Sampleの編集方法を、まさにプロのクオリティで見ることが出来ます。ここではEpisode 2を貼ってみます。Mr.Billとか本当に意味不明です。あと、このAndrew Huangさん、めっちゃいい人そうで素敵ですw
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実際この2チャンネルだけでも凄い情報量
この2チャンネルをじっくり探してみるだけで、かなりのエフェクト関係のスキルを身につけることが出来ると思います。というか、この人達がやってる事全部出来るようになったら、技術的にはプロだと思います。
本もある
Ableton関係の本は4.5冊しか読んでないので何とも言えませんが、最初に紹介した、Vanity氏の動画の様に、
とりあえず、そのまま言ってる事を試してみたら、扱い方がなんとなく分かって応用も効く。
という内容の本がこちらでした。
www.shinko-music.co.jp
「ほえ~!こんなんしたらええんや!しかもこれ別のInstrumentsで応用効くな!」みたいな内容が沢山あります。
ただ、こちらの書籍、あまり初心者向けでは無いと思います。ちょっと行き詰まったり、作る曲がいつも同じ感じになってきたりした人、所謂引き出しを増やしたい人向けの本と言えます。
また、特に素晴らしい所が、全ての内容をAbletonのデフォルトのエフェクトやInstrumentsで作っているので、CPU負荷を増やさずに、様々な手法を学べます。
ジャンルはテクノとかミニマル、アンビエント向きの内容が多かったように思えますが、もちろんその他のジャンルにも応用が効くように、考えて書かれています。特にテクノやミニマルは、著者の言うことそのままやってたらいつの間にか完成すると思います。また、Mixを専門とした内容ではないので、MixやMasteringの勉強なら別の本を買うべきと思います。
同じ感じの内容の本は、他にはこちらです。
www.pluginboutique.com
英語が読めるなら、これも悪くは無いかなぁ、、、という感じでした。安売りしてたら買うと良いかもしれませんw 使えるテクニックが乗ってますが、もう少し、単純に情報量を増やしてくれ!という感じがあります。内容は良いのですが、これだけ?という感じは正直しました。
情報量的には、最初に紹介した「Ableton Liveでエレクトロニック・ミュージックを作る プロのアイデアとテクニック」の半分くらいだと思います。値段はこっちの方が高いですw